平成24年1月より、週2日(火曜日・金曜日)の非常勤医師による診療体制となりましたが、今まで通り福井大学附属病院の産婦人科と連携し、妊婦さんが安心して分娩できる環境を提供しています。妊婦健診はいままでどおり行い、妊娠異常(切迫流産早産、妊娠中毒症など)の予防および早期発見治療に努めています。妊娠26週には大学でのエコー精密検査を行っています。特に切迫早産などの緊急時変化に対してはいつでも大学への母体搬送が可能な体勢です。
婦人科においては、月経異常、不妊症、更年期障害、子宮筋腫、子宮内膜症の治療、そして子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌の早期発見に努めています。特に子宮頸癌の発生にヒトパピローマウイルス(HPV)が関与していることから、要経過観察者にはHPV-DNA同定を導入し、リスク(危険度)分類し、高リスク患者には、抗酸化物質(ビタミンC、E、リポ酸など)摂取指導とともに、ヨクイニンエキスによるHPV抑制治療を行っています。さらに、冷え症、肩こり、肥満、便秘などの日常的な半健康状態にも、漢方薬による個々の体質に合わせた治療をおこない、生活習慣病やメタボリック症候群の予防に努めています。閉経前後の女性においては、女性ホルモンの低下が高脂血症、骨量減少の原因であることから、動脈硬化症の予防と骨粗鬆症による骨折や寝たきりを予防する観点から、高脂血症と骨量減少症の早期発見治療を行っています。
月経に関する諸疾患および良性の子宮疾患には漢方治療を原則とし、鉄欠乏性貧血の早期発見治療に努めています。閉経前後の女性には女性ホルモン低下による高脂血症、内臓脂肪肥満の増加、骨量減少を啓蒙し、動脈硬化性疾患の予防と骨粗鬆症の予防する観点から積極的に食事療法の指導とともに、薬物治療を行っています。